CoCR-18シナリオ『黒ウサギ過密地帯：A面』
突然KPCから呼び出された探索者。指定されたところに行ってみると、ぴょんぴょんはわわな恰好をしたKPCが！？
◆概要（PL開示情報）
PL人数：1人（KPCとのタイマン）
所要時間：1h～3h
探索者：成人探索者限定。新規・継続不問。探索者同士は知り合い。
KP難易度：易
謎解き難易度：易
戦闘難易度：なし
戦闘：なし
ロスト率：低
推奨技能：とくになし
形式：エッチなお店クローズド・ルルブ第6版準拠（7版改変可）
ジャンル：セクシーゴアコメディ
キーワード：風俗、バニー、エロ、猟奇
備考
・感想、リプレイ動画など→歓迎！ネタバレ配慮＆シナリオ名の明記をお願いします。
・シナリオ改変→OK。根本的な世界観の改変以外ならご自由に。
・改変シナリオの配布→不可。
※KPCのア🐦ルに異物挿入＆強制的にエロい格好をさせられます
※A面（このバージョン）はKPCが受け想定です！
※シナリオ本文はKP情報に「B面のネタバレ・補足」があるので注意してください（同一の事件なので…）。大したネタバレじゃないですが念のため。
※この記事は【試し読み】【A面のみ】です。実際のシナリオは【A面】【B面】の二本立てです。
※シナリオ全文・画像素材は下記ページで有料頒布しています。
※以降の項目はKPがお読みください
※トレーラー画像直後の目次がネタバレなのでお気をつけください
KP準備
本シナリオでは特別な準備は必要ありません。B面と同じ事件ですが内容とギミックがやや違います（PLには伏せてください）。
・KPCがバニーボーイの格好（女性の場合はバニーガール）をするので立ち絵があったら盛り上がるかもしれないです。
・シナリオ内の描写はバニーボーイ（男KPC）前提で書かれています。女性だった場合はバニーガールの描写に改変してください。
※風俗店モチーフのR-18シナリオのため、未成年の閲覧および未成年探索者の参加を禁じます。
シナリオの見方
●凡例
<探索ガイド>…シナリオ上用意されている探索場所。
［KP情報］あるいは※…描写不要・KPのみが知る情報。※橙色で記載
［開示情報］…なんらかの行動後、PLに開示していい情報。
【（技能名）】…該当技能を振ったときに出る情報。マイナス補正は目安であり、KPが適宜調整してよい。※朱色で記載
☆…SANチェックポイント
“”…資料
→〇〇へ…次のイベントもしくは移動先の場所
◆…戦闘相手
◎フラグ…回収されたフラグ
[]付きの群青で記載された文字…適宜描写を変更する部分
背景
都会で生まれた無形の落とし子たちは、本来の薄暗い地下に潜む性質から、より活発で社会的・組織的な行動を好む「都会型」へと変貌していった。そして彼らは団結してビルの地下に『喫茶グーア』を開業し、効率的に人間を呼びこめる環境を整えた。
彼らは業務上、集めた人間をそれぞれ「餌」「外装」と呼称している。
まず、性的な魅力がありそうな人間を攫い、自分たちが取り付いてツァトゥグァのコスプレをさせる。そして知り合いの人間を呼び出して衣装を全部買わせる（脱がせる）料金を支払うまでここから出さないことを告げる。
このツァトゥグァコスをさせられた人間が「餌」である。
なお、この衣装は無形の落とし子の父親であるツァトゥグァからインスピレーションを受けて決定されたデザインだったが、彼ら自身が黒かったことと、ツァトゥグァが長い耳を持っていたせいで、偶然人間社会におけるバニーコスと同様になった。
「餌」は知り合いが来たらあの手この手で衣装を買わせようと接客する。そして相手が折れてすべてのメニューを注文したとき、無形の落とし子は「餌」を捨て、客の人間のほうに入る。暗い人間の内部に入った無形の落とし子は視界が効くようになり、ホールスタッフや搬入係などを担うことになる。
そのため客とした人間は「外装」と呼ばれている。
こうして彼らは「餌」→「外装」の交代を繰り返し、自由に動ける体を手に入れながら莫大な金を稼いでいた。そして、同時にグーア地下の一室をンカイ地下とつなげ、父であるツァトゥグァに元「餌」を献上していた。喫茶グーアは、死体を一つも残さない完璧な経営だった。
とはいえ、無形の落とし子は明るい場所が得意ではない。「餌」に取り付いた者は明るい店内では視界が効かない上、なんらかの理由で直射日光に当たろうものなら逃げるしかないだろう。
「餌」のKPCと「外装」候補のPCは、無形の落とし子たちの習性を利用しながらどうにしかして喫茶グーアから脱出しなければならない。
登場NPC・神話生物
神話生物
①無形の落とし子（p.193）
神話生物/敵対/確定遭遇
ツァトゥグァの眷属。薄暗い洞窟やンカイの地下に生息していたものたちが、一部都会でも定着し、やや社会的な行動を取るようになった。本シナリオでは地下生物の側面が強く、明るい場所では視界が効かないという扱いをしている。
②ツァトゥグァ（p.220）
神話生物/敵対/ルートにより遭遇
都会の息子たちが起業したと聞いてンカイと喫茶グーアを繋げることを許可した。都会のことはよくわからないが、毎日投げ込まれる死体を見ながら頑張っているんだなぁと思っている。
人間
①KPC
人間/味方/確定遭遇
無形の落とし子に取り付かれてバニーボーイ/バニーガールの格好をさせられた人間。ケツに無形の落とし子を入れた状態で登場する。PCを今回の怪異に巻き込んだ張本人。
導入
※以下、シナリオ本編
※群青色の部分は適宜改変
探索者はのんびりと過ごす予定だった休日の朝、ふとスマホの通知音を耳にする。
KPCからのメッセージだった。
「今すぐここに来て、指名を聞かれたら140って答えてくれ！頼む！大変なんだ！」
切羽詰まった内容とともに、ピン止めされているマップアプリの埋め込みが送られてくる。それは『黒ウサ第７ビル』という中規模程度のオフィスビルだった。
どういうことか聞いてもすぐに既読がつかない。しばらく経ってようやく既読がつく。
「いいから早く来てくれ！時間がない！」
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【アイデア】
KPCは何かトラブルに巻き込まれており、周りの目を盗んでこのメッセージを送っているのではないかと感じる。
・・・・・
【図書館】【コンピューター】/「黒ウサ第７ビル」について調べる
黒ウサ第７ビルは都内にある少し古いビルらしい。テナントもそこそこ入っており、特に不審な点はない。「黒ウサ第７ビル」という名称は、建てられた直後「黒ウサ保育園」という都内ワーカー向け保育園が併設されていたからだそうだ。現在はただのオフィスビルになっている。
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わけもわからず黒ウサ第７ビルに向かう。テナント表を見ても無難な企業しか入っておらず、どこに行けばいいかわからない。そのときにまたKPCから催促のメッセージが来る。
「着いたか！？地下に居るから助けろ！マジで」
あたりを見回すとエレベーターとは別に地下に続く階段がある。
［KP情報］ほかの階の人間に地下について聞いてもいいが「あーお偉いさんが会食とかに使ってるみたいですね」程度しか知らない。
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※地下へ行く場合は以下
地下への階段を下りるとホテルのような両開きのドアが見える。オフィスビルには似つかわしくない豪華なデザインな上、ドアの向こうからは賑やかな声が聞こえる。
【聞き耳】
よく聞いてみると会合や会議のような雰囲気はなく、各々が勝手に談笑してるようだ。美しいクラシックのBGMも聴こえる。
探索者がドアを開けると、中に居たスタッフらしき男がドア引いてエスコートしてくれた。
視界に入ってきたのは巨大なホールだ。白いクロスがかけられたテーブルがいくつも並べられ、身なりのいい男たちが何人も酒を飲んだり軽食をつまんだりしている。立食パーティのようだ。
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ここまで描写したら→イベント：KPCご指名へ
イベント：KPCご指名
先ほどドアを開けてくれた給仕服姿の男性が探索者に会釈する。彼は笑顔を見せながら
「ご指名ナンバーはお決まりですか？」
と尋ねた。男の洗練された仕草や外見を見るにつけ、やはり高級レストランやホテルの印象を受ける。
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※KPCから伝えられた140という数字を伝えたら以下。
「140番でございますね！」
スタッフはにこやかに返事をし、インカムで140番お願いします！とどこかに告げる。
ややあって、横のバックヤードらしきスペースから見知った顔が現れる。
黒いウサ耳、ワイシャツにベスト、ムチムチの黒いショートパンツ、ソックスガーター、そしてしっぽ…バニーボーイの恰好をしたKPCだった。
KPCは顔を真っ赤にしてぎこちなく歩いてきて、ぎゅっと探索者に腕を絡めて
「ご指名ありがとうございます…！」
と羞恥を嚙み潰すような声を上げる。
［KP情報］無形の落とし子たちは「餌」の雌雄をつけやすくするため男はバニーボーイ、女はバニーガールで統一している（正確にはバニーではないが）。KPCが女性だった場合はバニーガールの描写が必要。
探索者が何を言ってもKPCは「いいから」と聞く耳を持たず、手を引いてホールを抜けて奥へ奥へと歩き始めてしまう。
シナリオ全文はBOOTHにて頒布中
無料試し読みはここまでです。
シナリオ全文は下記から購入できます（全文はA面・B面の二本立てです）。興味がございましたら、ぜひ遊んでみてくださいね。
▼単品頒布
▼『黒ウサギ過密地帯』ほか4編収録のシナリオ集
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