SHORT PEACE

話題になったあれ
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SHORT PEACE
公開年:2013年
監督:森本晃司(オープニング)、森田修平(九十九)、大友克洋(火要鎮)、安藤裕章(GAMBO)、カトキハジメ(武器よさらば)
主演:山寺宏一ほか
製作国:日本
時間:68分
配給:松竹
ジャンル:アニメ、短編
鑑賞日:2016年4月14日
続きで感想


【だいたいのこと】
日本推しやめろや~~
【かんそー】
大友克洋率いるクリエイターたちが作った短編アニメ4本のオムニバス映画。
大友は二本目『火要鎮』で脚本と監督、四本目『武器よさらば』の原作を担当してます。
ほかはよく知らん。
まあ~「世界よ、これが日本のアニメだ」って顔で出したわりにはどれもこれもオチがなくなんやこれって感じです。
短編だからオチなくても仕方ないよね!みたいな…お前らプロじゃろ…誰も注意しなかったんか…
とりあえず一つずつ書いていきます。
一本目『九十九』(監督:森田修平)
題名のとおりつくも神の話。
日本人ならつくも神と聞いたら大体こんな話だろうなって予想がつくと思うんですが、マジでそのまんまのなんの意外性もない話。冒頭で男が山小屋にたどり着いた時点で10人の日本人にこの先の展開を予想してもらったら7人は当てるんじゃないの。ストーリーはまとまってる(この映画の中では!)けどだから何?って感想以外うかばない。
っていうか600年くらい前に既に同じ話書かれてそう。
二本目『火要鎮』(監督:大友克洋)
雰囲気と展開は一番好きだけどまさかの爆発オチ。
絵巻物の表現方法をアニメで再現してたのはすごいと思いました。が、特にそれが本編に関わってくるでもなく八百屋お七っぽい展開が尻切れトンボ的に爆発して終わるんで消化不良起こします。
これをもう少し長くやって、武器よさらばとの二本立てにしてくれればよかった。(それただの大友映画では)
三本目『GAMBO』(監督:安藤裕章)
熊と宇宙人が戦う話。
戦闘シーン描きたかっただけやろってぐらい設定も展開も丸投げなのでなにも言うことはない。
四本目『武器よさらば』(監督:カトキハジメ)
まあ言うまでもなくこれが一番面白い。うん。原作がいいからね。
この中で唯一ちゃんとオチがあるなって思いましたけどこれ原作の漫画あるからね!そりゃあるよね!
大友の絵柄でやってくれたらよかったのになんか微妙に違ったのが残念。
ただマールは性癖にキた。
一応、九十九か火要鎮のときに日本の原風景と富士山が映るカットがあって、武器よさらばで荒廃した都市と富士山のカットが入るのでバラバラに見えて統一性をもたせてたりなんかするんですが、話が…。
ハナから大友が監督やってるっつ~んでそこまでストーリーに期待はしてなかったんですが仲間の作品がそれすらも飛び越えてオチがないので唯一面白かったのが大友の作品っていう異常事態です。
っていうか大友が(たぶん)一番えらいベテランなんだからもっと他の人たちに注意するなりアドバイスするべきだったのでは…ほんとに大友パート以外いらないゾ…


【評価】
おもしろさ:☆☆
画の綺麗さ:☆☆
テンポの良さ:☆
キャラの良さ:☆
マールはシコいです!!!!!!!!!:☆☆☆☆☆
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