はい
台風クラブ
公開年：１９８５年
監督：相米慎二
製作国：日本
時間：９６分
配給：東宝/ATG
ジャンル：青春、ヒューマンドラマ、ホラー
鑑賞日：２０１４年１２月３日
続きで感想
【だいたいのこと】
ぼくはただシコりたかっただけなんだ
【かんそー】
先月こども映画＋という子どもの頃から映画を観ることを推奨し色んな活動を行ってるサイトで
『１３才までに見たい日本映画の名作 ベスト２０』が掲載されました。
こんなサイトがあることをこのランキングで初めて知ったのですが、
子どもの年齢別におすすめ映画を検索できるようになってたりとかなり面白いです。
私もまだ１２歳と１２０ヶ月だから参考にしよ～っと！
んで、ランキングにはジブリ作品のように納得できるものや
「１３歳には難しいのでは…」と思うものなど色々あり、
その中で私が気になったのがこの『台風クラブ』でした。
監督は『セーラー服と機関銃』と同じ人。
ネタバレ踏まない程度に調べてみると「ちょっとえっちな作品」という感想を散見したので
早速ビデオ屋にＧＯ！中学生が主役でちょっとえっちなんて観ない理由あんのか～！？ワクワク！
結果：ちょうこわい
なんこれ…ほぼアングラホラーやんけ…なん…どういうジャンル…
あらすじは、学校に台風が来るまでの数日間、気候の荒れ具合や教室の慌しさに浮かされて
思春期真っ只中の中学生たちが狂っていくというなんともハートフルな内容。
オカルトやスプラッタ的な狂気ではなく本当にただ子どもたちのタガが外れていく話なので
おどかしびっくりの怖さじゃない分かなりゾッとします。
レズプレイ（ちょっとえっち）やレイプ未遂に始まり殺人未遂や自殺願望など
そのほかもりもりアングラ要素が詰め込まれてます。
こういう作品って監督ばかりが先走って観てる側は恥ずかしくなることが多いんですが
台風クラブはちゃんと登場人物たちの危うさを表現できてて観てて面白かったです。
えっちなの目当てで選んだけど結果的にすごく名作を見た気分！（やったね！）
でも確実に子ども向けではないと思うで！
ちなみに私が１３歳ごろまでに観て心に残ってる日本映画はＡＫＩＲＡとリングですね。
（ただのトラウマ）
【評価】
おもしろさ：☆☆☆
画の綺麗さ：☆☆☆☆
テンポの良さ：☆☆☆
キャラの良さ：☆☆☆
ただいまーおかえりなさい：☆☆☆☆☆
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