見せてやる！
パニッシャー（The Punisher）
公開年：１９８９年
監督：マーク・ゴールドブラッド
主演：ドルフ・ラングレン
製作国：オーストラリア、アメリカ
時間：８９分
配給：ニューワールドピクチャーズ
ジャンル：アメコミ、クライム、アクション
鑑賞日：２０１４年１２月１９日
続きで感想
【だいたいのこと】
ＮＹの刑事だったフランク・キャッスルはマフィアに妻子を殺された日から
悪党を殺し続ける処刑人・パニッシャーと化した。
今回もフランコ・ファミリーをターゲットに活動を続けていたが
日本のヤクザがアメリカの裏社会を牛耳ろうとマフィアたちの子どもを
次々と人質に取ってしまう。
子どもたちに罪はないとパニッシャーはフランコ・ファミリーの首領と協力し
彼らを救うためにヤクザの本拠地へと向う。
そのとき「子どもを助けたら貴様を殺す」と首領に言うのだが…
【かんそー】
パニッシャーの実写映画の第一弾。主演はドルフ・ラングレン。
まだＤＶＤ化されてないのですがなんと最近ｄビデオが配信してくれたので観ることが可能に。
私もガビガビになったビデオでしか観てなかったのでとてもありがたいです。
あらすじは上記のとおり。敵であるＹＡＫＵＺＡ・ＮＩＮＪＡの面白さを除けば
パニッシャー三作の中でもかなりシビアな話になってると思います。
個人的にラストの展開はこれが一番好みでした。
原作に忠実がいいならレイ・スティーヴンソン版
痛快なのがいいならトム・ジェーン版
余韻がほしいならドルフ・ラングレン版
と言った感じでしょうか。
つながり皆無の単発で三回映画化されてるのも珍しいですが
どれも違った良さがあるのも珍しいです。
ラストがいいラストがいいと言っててもここで説明するわけにもいかないので
とりあえず面白シーンの紹介！
敵のヤクザ。
ボスの名前はレディータナカ。例によって面白ニンジャ屋敷に住んでます。
レズセックス春画を背景に日本舞踊を踊るロックっぷり。
ラジコンで相棒の浮浪者をおびきよせるパニッシャー。
４時間ずっと待った上でラジコンの力を借りたのだと思うとじわじわどころじゃない。
アイス拷問に匹敵するアホお茶目なパニッシャーです。
もちろんちゃんとパニッシャーっぽい大立ち回りもあります。
というか、このパニッシャーはラングレンだけあって戦闘力が高めで
わりとスムーズに任務を遂行する印象でした。
負傷しないわけじゃないけど。（下水道に住んでる）
言い忘れてましたがこのラングレン版のパニッシャーはトレードマークのドクロコスを
着ていないかわりに投げナイフにドクロのオーナメントがついています。
バイク乗りという設定なので基本的に黒のライダースーツ？みたいなのを着てました。
その見た目とラングレンの優男顔もあいまってあんまり原作のパニッシャー度は高くないです。
かっこいいけど渋さが足りないのかな？
また、内容の話に戻りますがトム・ジェーン版→ラングレン版って観るといいかもしれないです。
このラングレン版、面白いけど王道のパニッシャーとは外れてるっていうか、
テレビアニメだとしたら第８話目くらいにやってファンが好きな回トップ３に入る回的な…
なんていうかトム・ジェーン版がパニッシャーの日常だとすると
こっちはちょっとテイストが違うんですね。観てくれればわかってくれるはず！
レイ・スティーブンソン版を挙げなかったのは設定が違うからです。（これも面白いから観て）
と、いうわけでｄビデオに入ってる方は是非観てみてください。
もしかしたら他の配信サイトでも配信されてるかも。一度チェックしてみてくだち。
【評価】
おもしろさ：☆☆☆
画の綺麗さ：☆☆☆
テンポの良さ：☆☆☆☆
キャラの良さ：☆☆☆
うわやくざつよい：☆☆☆☆☆
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