LOGAN/ローガン

お久しぶりです
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LOGAN/ローガン(原題:LOGAN)
公開年:2017年
監督:ジェームズ・マンゴールド
主演:ヒュー・ジャックマン
制作国:アメリカ
時間:137分
配給:20世紀フォックス
ジャンル:アメコミ、アクション、SF
鑑賞日:2017年6月2日
※現在公開中の映画です。ネタバレに注意。
続きで感想


【だいたいのこと】
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【かんそー】
お久しぶりです。まだ書いてない映画があるんですがとにかく昨日観て来たのでこれを。
映画『X-MEN』シリーズで主役を張っていたウルヴァリンことローガン最後の映画。
長らく続いてきたこのシリーズもこの映画でいったん区切りを迎えます。
まず始めに言っておきたいのは完結編として最高だったということと、
つらすぎて死ぬということです。
まぁとりあえずアベンジャーズみたいなド派手アクションとわかりやすいシリアスという感じではなく、全編シリアス・鬱・バイオレンス・孤独・絶望みたいな映画なので、間違ってもウキウキ気分になりたいときに観る映画ではないです。もちろん内容的には希望が見えて(ローガンにも救いがあって)終わるんですが、観てる側としてはもう…もう…。
なにより映画のローガンって原作と違ってスパイディとアホなことしたり他のXメンとバカ騒ぎしたりというコミカルな日常がほとんどなく、毎回つらい目にあってるので、なんか最後までこうかよ…!!という悲しみが強いです。しかし、理不尽につらい目にあってるわけじゃなく「ローガンという男が生きるにはこうしかなかった」という軸が一本通ってるので納得いかない!とはならない。(それが一層かなしいのだけど)
作風はバイオレンスロードムービー。死にかけのローガンがボケたチャールズ(プロフェッサーX)と敵に狙われてる娘ローラをかくまいながらひたすら逃げ続ける話。他のミュータントはすでに死んでいて、ローガンも心身ともにもはやボロボロの状態。それでもチャールズだけは守りたいと考えているので、最初はローラを守ることも拒否します。ただ結局は彼女を守らなければならず、チャールズは道中で…という感じ。また、途中で牧場を経営してる一家のお世話になるんですが、ウルヴァリンゼロのアレを彷彿とさせる展開なので、まあお察しの通り…です…。
なんかもう書くだけでつらい。
物語のキーとなるローラもローラで暗いシリアスな出自の娘であり、劇中でほとんどしゃべらないという点も作品全体の雰囲気を重くしてます。本当に、舞台が色味のない地域なのもあるけど、マジでどん詰まり空気というものがよく表現された映画です。今回は西部劇がベースとなっていますがイージーライダーとかそのへんのアメリカン・ニューシネマ感も存分にブチ込まれてますので、LOGANを楽しめた方は是非アメリカン・ニューシネマから何本か観てください。
もはや「とりあえず観てくれ…」といか言いようがないので感想も何書けばいいのかわかりませんね。
これ読んでる人はネタバレ平気な人だと思うので言っちゃいますけどローガンの前に『シェーン』は観ておいてほしい。あと、Xメンシリーズ観てないと話わからないと思う…。アポカリプスはほぼ関係ないからいいけど。


【評価】(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
おやすみローガン:☆☆☆☆☆
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