SING/シング

だいぶ前ですが
しんg
SING/シング(原題:Sing)
公開年:2016年
監督:ガース・ジェニングス
主演:マシュー・マコノヒー(声)
制作国:アメリカ
時間:108分
配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
ジャンル:アニメ、ヒューマンドラマ(ヒューマン…?)
鑑賞日:2017年3月21日
※現在公開中の映画です。ネタバレに注意。
続きで感想


【だいたいのこと】
たとえばウッチャンが居るだけで心が強くなれること
【かんそー】
実はわたくしど田舎の故郷を離れてわりかし都会のところに引っ越しまして。
それでその故郷を離れる直前に、故郷の映画館で最後の…かどうかはわかりませんがとりあえずは最後に観た映画がこの『シング』であったわけです。
そのときはセクシースリラーサスペンスの『ネオンデーモン』を観る気マンマンで行ったらレイトしかなくて仕方なくこれにしたということもあり、冒頭アニマルたちがわちゃわちゃしてるのを観ながら「俺は…なにを観てるんだ…」という虚無に襲われたりもしましたが最終的には楽しく鑑賞できました。(ところでネオンデーモンは面白かったの?)
というかまあ、これから知らん土地で新しい生活という身の上だったので、偶然とはいえ故郷で最後に観た映画が『シング』だったってのは結果的によかったかもしれません。偶然これがやってたってのがめぐり合わせなのかもしれないですしね。
さて、つまらん身の上話はこれくらいにして、『シング』の話です。
これはトイ・ストーリーから始まり大量生産されているCGアニメ映画の一つでして、『ミニオン』シリーズを作ってる会社が制作したものです。私はこのCGアニメ映画というジャンルがあまり得意でなく、詳しくもないのでアレですが、王道のディズニーやピクサーとは違う中堅どころ?の会社っぽいです。ミニオンもあんまりな…私は好きじゃなくてな…
出てくる曲はなぜが80年代ロックが多く、キッズを連れて見に来るご両親をターゲットにしたとしても上すぎない?おじいちゃんおばあちゃん向けなの?という感じですが、私は大好きなので、っていうか劇中に使われてる曲とプレーヤーに入れてる曲がほぼ被って戦慄したほどでしたのでノリノリで鑑賞しました。終わった直後にプレーヤーをつけるだけでサントラ聞いてるみたいだったし。
もちろん映画オリジナルの歌も素敵でしたが、これはクライマックスに出てくる歌なので詳細は控えます。
声つながりで吹き替えのことも言っておくと主人公のコアラのウッチャンがめっちゃめちゃ適役でかわいいのと、そのほかの芸能人の方の吹き替えも違和感なかったっていうのと、コアラのウッチャンがかわいいのでなにも問題ありませんでした。コアラのウッチャンがかわいい。どのキャラもセリフはもちろん歌もあるのに自然に魅力的に演じられてました。
ネックなところを挙げるとすればストーリーで、アルパカだか羊だかの友達が「やりたいことがあったけどそんなのは目標じゃないって言われた」という意味深なセリフがあったのに回収されなかったり、ネズミが最後死んだのかなんなのかよくわからないまま放置だったりとちょっとハテナなところがちらほらありました。続編制作決定らしいのでネズミの顛末はそこに引っ張るのかもしれませんけど、それにしても雑なような…っていうか最初から二部作って言ってないならちゃんと1で話は終わっとけよみたいな…
まぁこの前にララランドというガタガタな展開で歌と画だけで殴って来る映画観てるんで全然大丈夫でしたが。
そんな感じなので、そうですね…歌のシーンが目当てなら劇場でもいい(歌の量はすごく多いです)けど、そうじゃないなら地上波放送まで待ってもいいかもね、という感じです。
いや私号泣したけどね!でも私なんでも泣くからあてにならないの!


【評価】(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆
一番シコいのはゴリラの父さんです:☆☆☆☆☆
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