エル・ドラド

俺たちのジョンウェイン
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エル・ドラド(原題:El Dorado)
公開年:1966年
監督:ハワード・ホークス
主演:ジョン・ウェイン
製作国:アメリカ
時間:126分
配給:パラマウント映画
ジャンル:西部劇
鑑賞日:2015年9月12日
続きで感想


【だいたいのこと】
ジョンウェイン「ったくあいつら…俺が行くしかねぇか!(チッこんなときに傷が痛みやがるぜ)」
【かんそー】
ジョン・ウェインがジェームズ・カーンになつかれてロバート・ミッチャムと腐れ縁な映画と聞いて観たいと思わない奴が居たら見てみたい。そして殴りたい。そんな映画です。
この界隈では名の知れた早撃ちが三人居る。一人は用心棒マクロード、もう一人は保安官のJ.P.、そして流れ者のコールだ。コールとJPは腐れ縁、JPが勤めるテキサスのとある町エル・ドラドは牧場主のジェイソン一味とマクドナルド家が水の利権をめぐって争っていた。コールはこの争いに手を貸す気は無かったが、かの用心棒マクロードがジェイソン一味に雇われたと知り、JPが巻き込まれやしないかとエル・ドラドへ引き返す。道中でなつかれた若造ミシシッピーを連れて、JP、JPの戦友ブルと共に、たった4人でジェイソン一味と対峙する…。
話は大体こんな感じの、超ジョンウェインな映画になっています。
同じくジョンウェイン主演の『リオ・ブラボー』もこんなんだった気が。
このあたりの西部劇の魅力といったらなんと言っても立ちに立ってるキャラクターです。
メインキャラだけでも
コール(ジョンウェイン)…名高い早撃ちガンマン。凄腕だが腰を撃たれ時折右手が麻痺してしまう。やれやれ系主人公。
JP(ミッチャム)…かつては早撃ちと謳われたが女にフラれたショックでアル中になった。ダメ保安官。
ミシシッピー(カーン)…ナイフ投げの腕はピカイチなのに何故か銃は暴走する若造。道中でコールに命を助けられたことですっかりなつき、コールを追ってきてしまう。
ブル…アル中になったJPの面倒を見てるジジイ(強い)。すぐラッパを吹く。
マクロード…名高い早撃ちガンマン。顔の左半分にナイフの傷がついてるが優男。
ね?観たくなってくるでしょ?
暗いタイプの西部劇じゃないので安心して観れる超痛快アクション映画です。
おもしろジョンウェインの中でも比較的ギャグが多めじゃないかな?
カウボーイ充したいけど落ち込むのはちょっと…というときはジョンウェインを観ましょう。
ちなみに私が一番好きなジョンウェインは『勇気ある追跡』です。
これも眼帯姿のアウトローな保安官というキャラで殴ってくるタイプの西部劇なので是非。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
ミッチャム充:☆☆☆☆☆
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