みました
どら平太
公開年：２０００年
監督：市川崑
主演：役所広司
製作国：日本
時間：１１１分
配給：東宝
ジャンル：時代劇、コメディ、アクション
鑑賞日：２０１４年７月８日
続きで感想
【だいたいのこと】
黒澤明って言っておけばいいと思って～！
【かんそー】
原作・山本周五郎、脚本・四騎の会（黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹）で
一応は作られた作品。
６９年に撮ろうな！って言ってたけど、結局うやむやになって
その間に小林が死に、木下が死に、黒澤が死に、残った市川が撮ったもの。
元々４人で作った脚本はほとんど変えられて市川ナイズされているらしい。
連名にしたのはまあたぶん弔いの意味もあったんじゃないでしょうか。
単に客が呼べるってものあるだろうけど。
さて映画。
私は市川崑の撮る雰囲気というか間というか、ともかく全体的に好きで
観ていてふわ～～っと気持ちよくなっちゃうので嫌いじゃないんですが
まあそこまで重厚な作品というわけでもない。
そもそも非常にコメディ色が強く、ポスターのキャッチどおりまさに
「痛快」「愉快」「豪快」！な娯楽時代劇です。
ろくに仕事もせずだらしなく遊び歩いてばっかの町奉行が
実は武芸の達人で頭もキレて影ながら弱きを助け強きを挫く、という
古き良き王道ストーリーなので好きな人は好きそう。
ただちょっと無難にまとめすぎてるかなとは思います。
本当にきゅっと小粒にまとまってるので、本腰入れて観たときに
ちょっと物足りないかもしれないです。流し見なら十分面白いけどね。
というか話のつくり？コセンプト？的に原作を読んだほうが面白いような
予感がします。もし古本屋で見つけたら買っておこう。
【評価】
おもしろさ：☆☆☆
画の綺麗さ：☆☆☆
テンポの良さ：☆☆☆☆
キャラの良さ：☆☆☆
崑たそ～：☆☆☆☆☆
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