チンパンジー　愛すべき大家族

ほい

チンパンジー　愛すべき大家族（原題：chimpanzee）
公開年：２０１２年
監督：アラステア・フォザギル、マーク・リンフィード
主演：-
製作国：アメリカ
時間：７７分
配給：ウォルトディズニースタジオモーションピクチャーズ
ジャンル：ドキュメンタリー、自然
鑑賞日：２０１４年６月２２日
続きで感想

【だいたいのこと】
日本ではスルーされてたけど、ディズニーの新しいレーベルだよ
ＢＢＣ的なあれだよ
【かんそー】
ディズニーが2008年に新しく立ち上げたドキュメンタリー専門のレーベル、
ディズニーネイチャーが作った作品です。
このレーベルの作品群は日本ではほとんど取り上げられず、
おそらく劇場公開もされてないと思います。日本語の紹介ページも少ないです。
そんな中、先月（６月）にDlifeが特集を組み、毎週日曜日の夕方から放送していました。
全部観たかったんですがことごとく忘れて結局最後の放送しか観れなかった…（クソ）
（Dlifeのディスニーネイチャー特設ページはこちら）
ディズニーネイチャーは独立以前の２００７年から大体年に１本くらい作っていて
今年は熊を題材にした『ベアーズ』を製作（日本未公開）、
来年は猿を題材にした『モンキーキングダム』を製作予定です。
作品は大体４月のアース・デイ（地球の日）に合わせて公開されてるみたいです。
日本で未公開と言ったけど、そもそもアメリカ以外では公開してないのかも？
毎回有名人をナレーションに起用していて、今回のチンパンジーはティム・アレン
（トイストーリーのバズ役とかやってる人）が務めています。
まあ放送は吹き替えだったから関係ないけど。
んで、内容。
序盤は子チンパンジーオスカーが群れの中で母親と仲良く暮らしてるシーンが続き
中盤でヒョウに襲われて母親が死んでしまいます。
オスカーは孤児になってしまい、なんとか他の大人たちに気に入られようとしますが
まったく相手にされず、同い年くらいの友達もできません。
チンパンジーは周りの大人（大体親）の行動を見て学習していくので
誰にも世話をしてもらえないと何も覚えられず餌も取れないのだとか。
やせ細っていくオスカー、もう死ぬかなというところで
群れのボスフレディがオスカーを気にかけはじめます。
フレディはオスなのですが、次第に母親のような振る舞いをし始め
ついにオスカーを正式に養子に迎える…という超展開。
チンパンジーに養子を迎えるという感覚があるのかどうかはわからないけど
ともかく動物学的にもびっくりな行動だったそうです。
そんな感じなのでドキュメンタリーと言いつつ結構起承転結があって面白かったです。
チンパンジーがかなり人間っぽい行動や表情をするのも大きいんでしょうが…。
ＢＢＣほどセンスがいい映像ではないけど完成度は高いほうだと思います。
吹き替えの谷原章介はあまり…良くはなかったかも。
いや谷原さんだっていきなりチンパンジー映画のナレーションやれって言われて
大変だったとは思うけど！でもチンパンジーのアテレコ全部デブ声でやるのはおかしいだろ！
ぶっちゃけ一番観たかったのは６月８日に放送された『サバンナを生きる百獣の王』
だったんですが、これもこれで楽しく観れました。
また一挙放送してほしいなあ…。

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【評価】
おもしろさ：☆☆☆
画の綺麗さ：☆☆☆☆☆
テンポの良さ：☆☆☆
キャラの良さ：-
チンパンの頭の良さに死にたくなる：☆☆☆☆☆
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