ゴジラ

話題に乗っかる
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ゴジラ
公開年:1954年
監督:本多猪四郎、円谷英二
主演:宝田明
製作国:日本
時間:97分
配給:東宝
ジャンル:パニック、SF
鑑賞日:2014年7月10日
続きで感想


【だいたいのこと】
一番最初のゴジラ。本編はモノクロ。
【かんそー】
25日に日本公開のゴジラ2014にあやかって(といってもこれは観る気ないけど)
一番最初のゴジラを観ました。1954年に公開なので戦後10年ほどですね。
私が初めて観たゴジラはたしかTVでやってた『ゴジラvsモスラ』でした。
大怪獣ものはモスラから入ったのでモスラが出てるから観た、という感じです。
そのあと84年版の『ゴジラ』を観て『ゴジラvsキングギドラ』を観ました。
『ゴジラvsメカゴジラ』とか『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』とか
そのほかいくつか観てるはずなんですがはっきり覚えているのは上記の三つです。
『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』は公開されたとき
ちょうど小学生だったので劇場に連れてってもらった…はずなんだけど…?
ともかく、子どもの私にとってモスラと敵対してるゴジラは悪者でしかなく
しかも84年版のゴジラは相当怖かったので、あまり好きじゃありませんでした。
着ぐるみだから仕方ないんだけどゴジラって恐竜のわりに目が前についてて
ちょっと人っぽい顔じゃないですか、あれがめちゃくちゃ怖かったんです。
モスラは超かわいいけどな!
で、時は経ち、いたいけな小学生だった私も立派な人間のクズとなり
流行に便乗して観てみた初代ゴジラ。
めっちゃ怖いやんけ。
なんだよ!!84年版より怖いんだけど!?白黒だから!?
どこから説明すればいいかわからんけど、とにかく一番は合成技術がすごい。
ミニチュアセットを壊すゴジラと、実際の逃げ惑う人々が違和感なく合成されてるので
一見どうやって撮ったかわからんような臨場感あるシーンばかりです。
100万回言われてることだけどミニチュアも本当に精巧にできています。
私が怖かったのは窓ガラスを叩いて助けを求める人影が写ってるビルの後ろから
ゴジラがぬっと出てくるとこ。子どもの頃観てたら確実に夢で見るレベルでした。
技術方面には全く詳しくないんですが、あれは白黒だから合成しやすかったとか
あるんでしょうか?実際の映像をくりぬいて(?)ゴジラ部分をつけてる?ってこと?
手作業で?1コマずつ?
よくわからないけど怖い!のちのウルトラマンおじさん怖い!
あとはストーリーですね。ゴジラがメインっちゃメインなんですが、話の主軸は
ゴジラという危機に直面した日本人がどう動くか、というところにありました。
ヒューマンドラマ要素が強いのでそれがまたリアルさを出している気がします。
物語のキーマンとなる芹沢博士も謎のキャラの濃さでかっこいいし。
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いろんなとこでパロられてるキャラなので存在は知ってたんですが重い…
こんなに重いキャラだとは思わなかった…
怪獣映画と同時に反戦映画でもあるので博士の存在は必要不可欠だったんでしょう。
それとやっぱりゴジラの顔怖すぎな!
実は初代ゴジラも小さい頃父のススメでなんとなく観た記憶があったんだけど、
たぶん怖くて途中でやめたんでしょう。全然覚えてなかった。
今回はがんばって最後まで観たけど、やっぱ怖い。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆
こわい(確信):☆☆☆☆☆
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