人間の証明

観ました
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人間の証明
公開年:1977年
監督:佐藤純彌
主演:松田優作
製作国:日本
時間:133分
配給:東映
ジャンル:ミステリー、サスペンス
鑑賞日:2014年7月14日
続きで感想


【だいたいのこと】
赤坂の高層ホテルで胸を刺された黒人青年の死体が発見された。
青年は重傷を負いながらここまで歩いてきたようで、目撃証言によると
「ストウハ」という謎の言葉を発していたという。
麹町署に捜索本部が置かれるも手がかりはなく、捜査は難航を極める。
NY市警にも情報提供を頼むが、当時のアメリカは黒人蔑視の風潮が強く
ろくな協力を得られない。
担当刑事の棟居(松田優作)は子どもの頃白人の米兵が日本で好き放題
ふるまっていたこと、そして自分の父もまた米兵に理不尽な暴力で
殺されたことを思い出し、黒人青年の事件に深入りしていった…。
【かんそー】
私の中では邦画屈指の名作だと思ってる作品の一つです。
役者たちの迫真の演技と緻密に展開していく謎解き、ラストの畳みかけ、
これで引き込まれないほうがおかしいくらいではないでしょうか。
是非観ていただきたいんであまり詳しいことは書けませんが
かなり見ごたえのあるミステリーだと思います。
っていうかほんと、観てほしいんだけどどうすればいいんだろ!?
とりあえず興味を持った方は是非1977年版を観てくださいね!
観てくれ観てくれ言ってても仕方ないんでちょっと書きますけど
推理要素のほかに素晴らしいのは時代背景の描写です。
当時の日本の大人はみんな戦後の苦しい時代を生き抜いてきた人たちで
若者はそれを知らない、経済成長真っ只中の暮らしをしてきた人たちでした。
その二種類の日本人の描き方がとても丁寧なんですね。
さらに捜査協力をするアメリカ側にも一筋縄ではいかない設定の人物が出ており
そこで上手くバランスを取っているというか、偏らない視点で作られてると思います。
(まあロケ協力とかもしてるわけだからあまりアメリカ批判もできないだろうが)
とにかくね~~~マジで暇があったら観てください。もうわからん。ステマがわからん。
松田優作の映画の中では一番好きですね。(と言ってもそんなに観てないけど)
テーマ曲は聴いたことある方も多いんじゃないでしょうか。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
ストウハ~~:☆☆☆☆☆
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