夏風邪も吹っ飛ばす!最強映画ランキング2015 完結編

キイイイイイエエエエエ!!!!!
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ハローエブリワン!頭が痛い!風邪は治ったのに!
そういうわけでこのブログにしては長かったこの企画も今日で最終回です。
ランキングテーマはいつでも待ってるんでよろしくな!(自分で考える気ゼロ)
今回はシンプルに歴代クソ映画と好きな映画のベスト3。
しつこいですが個人の見解なので文句を言われても金属バットで何度も殴打することぐらいしかできません。
では続きからどうぞ!


思わずポップコーンを投げたくなる!
歴代クソ映画ベスト3
どの映画をクソと思うかは、その人がどんな状況でそれを観たかに大きく左右されます。100円で借りた映画がどんなにクソでも大してダメージはない反面、劇場で観た映画がクソだとバイクでスクリーンに突っ込みたくなりますよね。貴方が阿修羅と化した映画はなんでしょう?当時の思い出と共に振り返ってみてくださいね。
第3位 ダークナイト・ライジング(2012)
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勝手に終わってろ
3部作も作っておきながらマトモに見れるのは第2部のダークナイトぐらいのクソまみれ新バットマンシリーズ通称ノーランバッツ。
なまじダークナイトで「お?」と思ってしまったがためにこのライジングはなんと劇場で観てしまいました。
肛門ぶっ壊れてんのかと思うくらいだらだらと垂れ流しのけだるさに加えて大半はブルースウェインが半裸でうんうん唸ってるだけ、ようやくバットマンになって戦うシーンも別にかっこよくないし例のアホ声だし敵のベインも前作でジョーカーとトゥーフェイス使っちゃってるからインパクト減。つまんないシーン見せられてようやくクライマックスのときにはもう膀胱パンパンだから本当にムカつきました。クライマックスもよかったわけじゃないしな!
最悪の映画ですが「ノーランバッツが好き」という一言で「こいつとは合わないな」とわかるので人付き合いのエネルギー節約には貢献してると思います。ファック!
第2位 姑獲鳥の夏(2005)
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色付きセロファンで窒息死させてやる
京極夏彦原作の小説を堤真一・阿部寛など超豪華キャストで実写化し大事故を起こした悲惨な作品。そもそもあの分厚い小説をどうやって1本の映画にまとめるんだ?と公開前から疑問視はされていたらしいけど、当時中学生だった私にとってこの映画は「前から好きだった原作が初めてリアルタイムで実写化した作品」であり「初めて<原作好き同士>の友達と見に行った作品」でもありともかく最高に期待して劇場に向かってしまった一本でした。
結果は観てのとおり色つきセロファンに京極堂がぐるぐる照らされるという深い悲しみと衝撃に満ちた作品です。
上映開始前に我々の前に座っていたカップルの男のほうが「この話はすごい面白くて~」とパンフレットの登場人物欄を指差しながら賢明に彼女に説明していたのに上映終了後は力なく何度も「ごめんね…」と言っていたのが印象的でした。もちろん私たちも会話なく帰路につきました。
モウリョウのほうがクソとか、そういう問題じゃない。あの日俺は死んだんだ。
第1位 ハスラー2(1986)
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その棒で目を突くぞ
名作の続編が堂々の1位。驚くべきことにこれは100円のレンタルで観たんですが観終わった瞬間独り部屋で怒りに震えたのを覚えています。それくらい恐ろしいクソです。しかし、もし怖いもの観たさでこれを観るというなら『ハスラー』のほうを観てからにしてください。
というのも、この前作、つまり『ハスラー』は非常に名作でして、ポールニューマン演じる勝負師「疾風のエディ」と宿敵「ミネソタ・ファッツ」との戦いを通して勝負師の孤独な姿と悲恋を描いた素晴らしいものです。で、ハスラーに感動した私はハスラー2があると知り早速観てみようと思いました。このときに父から「やめろ!」と忠告を受けていたのですが、「でもトム・クルーズだし…」と気が狂った私はこのクソが収録されたDVDを借りてしまいます。
内容は簡潔にまとめると「若いイケメンの新キャラageするためにエディを噛ませ犬化」でした。展開もテンポもぐだぐだ、エディはキャラ崩壊。二次創作なら炎上して晒されるレベルです。
続編もので「旧主人公の跡を継ぐ新キャラ」というのは特に珍しくない形なんですが1の重厚な感じというか、悲しみがまったくなくなり、ほんとに、ただの面白ビリヤード映画に成り果てて…(眠るように死ぬ)


クソ映画TOP3、いかがでしたか?もし貴方の好きな映画が入ってたら…それはごめんなさい!お前とはここまでのようだ。(銃口を突きつける)
さてさて、でもやっぱり映画を観るなら良い映画のほうがいいですよね!気を取り直していきましょう!
歴代好きな映画ベスト3
映画を観ていると「こ、これは!」というものに少なからず出会うものです。私もこのランキングにはそんな映画を挙げようと思ってますが、先の「なんといわれようと好きな映画」や「未来に残すべき映画」で結構好きなものを挙げてしまったので、ここではそれ以外でトップ3にしています。
第3位 ワイルドバンチ(1969)
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至高の西部劇
いつもミステリーかアクションで喜んでる私がこれをトップ3にねじこんできたというだけでこれがどんなに気に入ってるか、おつき合いの長い人ならわかっていただけると思います。
マカロニウェスタンのようにやたら強いカウボーイが颯爽と現れて…!?なんてことは一切なく、行くあてもない強盗団が勝つあてもない相手に向かっていく話です。先ほど話題に挙げた『ハスラー』もですが、こういう無法者やスれた奴らの生の賭し方を描いた作品はいつまでも胸に残るものが多い気がします。
西部劇は全盛期のものも併せてちまちま観てるんですがやっぱりこれが一番好きですね。西部劇というジャンルを越えても好きです。
ともかく主人公たちvs権力者の図もそうですけど主人公たちを追うかつての仲間の描写が本当に良くて一回でいいから観てくれと言いたいです。暗いのが嫌いな人は無理かもしれないけど…。でもラストも含め最高だと思います。
第2位 モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1974)
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油断してると死ぬ
あのね、これ、ほんとに冗談抜きで大真面目に言いますけど、これ以上面白いコメディ映画は存在しないし、今後も出てこないと思います。それぐらい面白いです。もう何十回も観てますけど毎回腹抱えて笑います。
ブラックジョークと不条理ギャグを積み上げてフランス人の死体で固めたような完全に気が狂ってる映画です。本当に、冒頭2分くらいで脳が理解するのをやめて、あとはもう病気みたいに笑うだけです。脳が死にます。
モンティパイソンはアンド・ナウや人生狂騒曲といった映画もありますがこれが最高です。アンド・ナウも相当好きだけどあれはコント集なので…。
私にみたいに突然爆発するとか突然死ぬとかに弱い人はほんとに呼吸できなくなる可能性があるので注意してください。
あと一番大事なことですが、吹き替えで観てください。
第1位 十二人の怒れる男(1957)
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法廷サスペンスの一大傑作
私が映画に興味を持つキッカケとなった一本であり、今のところこれを越えるものには出会ってません。
当時中1だった私は映画と言ったらアニメかアクションもので、それも両親が観ていいと言ったから観る、みたいなスタンスでした。が、たまたま夏休みの真昼間にこの『十二人の怒れる男』が始まって、白黒という物珍しさもありチャンネルを変えずに居たら、もう、面白いどころの騒ぎでなく、バトルも爆発もないのに目が離せないままラストまで集中しきっていました。
あとで両親にそのことを話すと「そら名作だからね」と当然のように言われ、「ははあ、映画ってのはこういうこともあるんだな」と初めて理解した次第です。
まあそんなバカ丸出しの思い出話はどうでもいい。この映画は陪審員が限られた証拠と証言だけで容疑者が無罪か有罪かを話し合って推理していく映画です。映る景色はほとんどその話し合う部屋しかなく、終始12人の怒れる男がああでもないこうでもないと議論を交わします。それだけです。それだけなのにめちゃくちゃ面白いです。
映画というのは多様なシーン・舞台・人物を扱ってこそという部分があるので、この縛りに縛った作品を「映画の」1位に置くのはちょっと気が引けますが…しかしなにはなくとも名作なのは間違いありませんし、本当に面白いので是非観てほしいです。
にしてもウィキによるとこの映画は「約35万ドルという超低予算、撮影日数はわずか2週間」らしいのでほんと面白い映画に制作費の多い少ないは関係ないんだなと思いますね。書いてるうちにまた観たくなってきた。


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クソ&好き映画ベスト3、いかがでしたか?内容はともかくここまでやりきったので台波動男も満足げです。みなさんも好きな映画、クソな映画たくさんあると思いますがこれからも素敵なシネマライフを送れるといいですね。それまで生きていたらの話だがな。
やってほしい企画があったらどしどしご連絡くださいね!バイチャ!

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