用心棒

ほい
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用心棒
公開年:1961年
監督:黒澤明
主演:三船敏郎
製作国:日本
時間:110分
配給:東宝
ジャンル:時代劇、アクション
鑑賞日:2015年2月15日
続きで感想


【だいたいのこと】
桑畑三十郎ちゃん
【かんそー】
前回の荒野の用心棒から大分日が開いてしまいましたが、実際に観たのは同じ日です。
順番は公平を期す(?)ために荒野→用心棒。
続けて観るとどこが同じでどこが違うかよりわかるので面白いですよ。
で、オリジナルのほうの用心棒。
椿三十郎の前編に位置する作品で、今回例の浪人は桑畑三十郎と名乗ります。
人の往来もない不穏な空気が漂うとある町に流浪人がやってきて
用心棒で銭を稼ぎ、あとで返すから飯をくれと飯屋に言う。
飯屋は銭はいらんから早く帰れ、ここで騒ぎを起こすなと言い返す。
というのもこの町は清兵衛と丑寅、二人の親分が対立し一触即発、
日々死人が出ているのだという。
しかし流浪人は話を聞かず、二つの組をからかったり、取り入ったり、果ては刃向かったりして
手玉に取るような真似をするが、ある日若くてイケメンな丑寅の息子が帰ってきて…!?
という商業BLみたいなあらすじ。(※個人の感想です)
三十郎が二つの組の間を行ったりきたりする描写はコメディタッチで面白く
斬りあいや人助けのシーンは重く、という起伏に魅了される作品です。
後半一気にシリアスになるのも息苦しさがあって好き。
爽快感は荒野の用心棒のほうがあるけど、こっちはそういう暗い余韻が心に残ります。
私はオチも含めて用心棒派かな…。
荒野のほうはパクリだから比べるのがおかしいんだってば
現在いろいろあって武士的な…刀的なものにハマってるからひいき目かもしれませんが、
戦闘シーンも銃より刀のほうがやっぱかっこいい気がするんだよな。
もちろん西部劇も好きだし、ぶっちゃけ映画だったら西部劇のほうが好きなの多いけど。
あと刀で斬ったときのヅブリャッみたいな音が好き。あれ何の音なんだろう。
ゴルゴがスナイプするときに何故かズダーーーーンって鳴るのと同じ原理なんだろうけど
最初にやったのは誰なのかな。黒澤なのかな。
これ(用心棒)では既にヅブリャッて言ってるんだよな。
話がそれた。
あと黒澤はあと一作観てるのでおいおい感想書きたいです。
ともかく用心棒、面白いので観てね。


【評価】最大☆5
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆
なかだい~~~:☆☆☆☆☆
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