ホワイトハウスダウン

久々バディもの
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ホワイトハウス・ダウン(原題:White House Down)
公開年:2013年
監督:ローランド・エメリッヒ
主演:チャニング・テイタム
制作国:アメリカ
時間:131分
配給:コロンビア映画
ジャンル:アクション、バディ
鑑賞日:2016年7月31日
続きで感想


【だいたいのこと】
エレクトロ大統領+ガンビットSP
【かんそー】
ツイッターでなんかホワイトハウスがアレする映画の続編が話題となり、高評価だったので、とりかえず1作目のなんかホワイトハウスがアレする映画を見ようとビデオ屋に行き、コレダッ!と借りたのがこの『ホワイトハウスダウン』でした。
続編が出たのは『エンド・オブ・ホワイトハウス』だよバカ。
そういうわけで完全に間違えて借りた映画だったのですが、これがなんと超面白かったんですよ
しかもローランド・エメリッヒなのに!!(あまりエメリッヒ作品は好きじゃない)
話をSFちっくにしないほうが面白いんじゃないか実は。
ホワイトハウスのSPを志望していた主人公があえなく面接で落とされ、落ち込んでるときにちょうどホワイトハウスがテロに会い、娘が人質に取られる中、がんばって大統領をお守りしてるうちに大統領もノッてきて敵をぶっ倒す話。
ダイ・ハードとまでは言わないまでも(1のほうな)、ちまちま伏線+回収を繰り返して小気味よく、それぞれの人物もそれなりに矛盾なく動くので見てて楽しい映画でした。
特に最後の娘さんが国旗を振るシーンが冒頭の「運動会で旗を振ったのよ」の一言を回収だと気づいたときは感動しました。また、大統領が靴を履き替えるシーンや料理包丁が…のシーンなど細かい演出でSPと大統領の違い、あるいは共通点を表してるところも好きです。
つ~かジェイミーフォックス、アメスパ2のエレクトロ役でしか認識してなかったけど普通の役やってるとこんなシコ…かっこいいんだとびっくりしました。他のもチェックしなきゃ。
全体的にいい意味で80年代~90年代感というか、堅実(当社比)に作ってる印象を受けます。積み木を1個ずつ積み上げて作ってる映画と、一本の木を削って形を整えてる映画なら、前者のイメージです。このブログは前者のほうを褒めて、後者を雰囲気だけのクソと言う傾向があるぞい。
まあ積み木は積み木だけに、ジェンガみたいにまるまる1個抜けても立ってることがあって、こちらが「え!?なんで!?」となることもままありますが…。
『ホワイトハウスダウン』も後半の幹部たちが死んでくとこが駆け足になっててンッ?ってとこがいくつかあったような…
ところで先ほど『ダイ・ハード』について触れましたがマスコミのせいで犯人側に情報が洩れるところを始め、わりとまんまパク…いやパロ…?オマージュ…?してるところが多く、エメリッヒなりの「こういうの好きだったらダイ・ハードも観てくれよな!!」という若者へのメッセージなような気がしなくもありません。
もしくは『ダイ・ハード』を自分なりに解釈して出した答えとか…。
どっちにしろ、孤軍奮闘が売りのそれを踏襲しつつもバディものとしても成立させてるのがすごいと思います。
(個人的な印象ですが、パロディを売りにしてるわけではなく知ってたらちょっと面白さが増す、程度のものなので必ずしも予習しておく必要はないと思います)
褒めてるときの記事ってテンション低いしだらだらした文章になってしまうんだよな…。
ここ2、3年に出た映画の中じゃ抜群に面白かったのでそこだけは伝わってほしい。


【評価】(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
バディみ:☆☆☆☆☆
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