ウルヴァリン:SAMURAI

観てきました
va.jpg
ウルヴァリン:SAMURAI(原題:THE WOLVERINE)
公開年:2013年
監督:ジェームズ・マンゴールド
主演:ヒュー・ジャックマン
製作国:アメリカ、日本
時間:125分
配給:20世紀FOX
ジャンル:アメコミ、アクション、SF
鑑賞日:2013年9月13日
続きで感想
現在公開中の映画です。ネタバレに注意。


【だいたいのこと】
ジーンがフェニックスとなり、ウルヴァリンに殺された後
ウルヴァリンは未だにジーンを忘れられず一人放浪生活を送っていた。
しかしユキオという女性が現れ、会わせたい人物が居ると言う。
その人物とはかつて第二次世界大戦の折にウルヴァリンが命を救った
ヤシダ・イチローという男であった。
ウルヴァリンは一日だけ会ったらすぐ帰るという約束で日本へ向かった。
ヤシダが会いたがった理由は、ウルヴァリンからヒーファクを取り除き
自分に移すことで癌を治すことであったがウルヴァリンはこれを拒み
ヤシダはその夜死んでしまう。
さらに彼の葬式で孫娘のマリコがヤクザに誘拐されかけたため
ウルヴァリンはマリコを連れて日本中を逃げ回ることになった。
しかしヤクザを仕向けていたのはマリコの父親、シンゲンであり
死んだはずのヤシダ・イチローもまたニンジャを率いて
ウルヴァリンたちを狙うのであった…
【かんそー】
とりあえず映画として。
まぁ普通。正直劇場で観るほどのものではなかったような…。
吹き替えは最悪だったのでみんな字幕で観るように。
ハリウッド特有のトンデモニホンは少ないし、話は全体的にのろのろしてる。
ただ新幹線での戦闘など、アクションは最高にかっこいい。
真田広之めっちゃかっこいい。雑魚だけど。出番少ないけど。(不満)
気になったのはいまいち敵がなにをしたかったのかわからないという点。
これがめちゃくちゃ大きい。
ヤシダ、シンゲン、ハラダ(ニンジャの頭領)、ヴァイパーなどヴィランは豊富だが
それぞれ目的が異なってるわりになにがしたいのかよくわからん。
シンゲンは自分が会社を継ぎたくてマリコを狙ったんだろうけど
ヤシダは結局我欲で不老不死になりたかっただけ?
ヴァイパーは雇われてただけ?ハラダは…お前なんなの?
あとマリコとウルヴァリンがフラグ立てますがマリコ…股ゆるいなおい…
大体そんな感じです。アクションとジャックマンの体は最高。
ニホンが舞台の作品として。
大変めんどくさいことを言うようですが
ウルヴァリンが原爆から救った人間が、実は一番悪い奴だった
っていう図式はなんとなくモヤモヤします。
上にも書きましたがヤシダの人間性や目的は結局ちゃんと描写されないし
そのへんどうなの?って思いました。まぁよくわかりませんけどねそういうことは。
あとコレジャナイニホンの話ですが
ヤクザもニンジャも思ったより出てこないしちょっと拍子抜けです。
いや普通の人間ならあれで満足するのかもしれませんがほら
wol_201309131703359b9.jpg
アメコミにおける日本ってこういう国じゃないですか。
だからちょっと物足りなかったんですよね。
飛行機内にニンジャが忍び込んでないなんて、ウルヴィも運がいいなあ~!
最後にマーベルのなんかアレ。
とりあえず今作で
・ウルヴィはウエポンX計画前の体に戻ってしまった(アダマンチウムがなくなった)
・ウルヴィのヒーファクは奪取可能である
・ウルヴィは一応ジーンへの未練は断ち切った
・シンゲンのような実力のある反ミュータント派が居る(普通の人間でも対抗できる)
・ハゲが生き返って(?)る
・ハゲと磁界がヨリを戻してる
・センチネルフラグ

このへんが描写されたんではないかと思います。
ファックラ続編がサムライの次の話になるようなので
時系列としては袂を分けた若エリックと若チャールズの後にタイムワープかなんかで
ウルヴィサムライの後の時間とつながるというなんだこれ。
ファーストクラスはファーストクラス単品で楽しめましたが
続編のフューチャーなんとかパストはXメンシリーズ全部観てなきゃダメかもしれん。
そんなことよりFFの映画は順調なのかフォックス。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
ジャックマンの肉体:☆☆☆☆☆
よかったら押してね
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました
inserted by FC2 system