ダーティハリー3

映画感想
ha.jpeg
ダーティハリー3(原題:The Enforcer)
公開年:1976年
監督:ジェームズ・ファーゴ
主演:クリント・イーストウッド
製作国:アメリカ
時間:96分
配給:ワーナーブラザーズ
ジャンル:アクション、クリミナル
鑑賞日:2013年9月6日
続きで感想


【だいたいのこと】
今日も元気に悪人を殺すハリー・キャラハン刑事は女性の社会進出のアオリを受けて
女刑事と組むことになってしまうがそんなの関係ないよ殺すよ
【かんそー】
ダーティハリーシリーズの3作目。
私はやっぱり1が映画として一番面白いと思うのですが、3は初の女性が相棒ということで
ハリーがやり辛そうにしてたり不器用な優しさを見せたりするのがかわいくて好きです。
そんで面白いのは女刑事のケイトのキャラ設定。
ダーティハリー3が公開された1976年はちょうど世界中でウーマンリブ運動が
盛んになっている時代です。肉体労働は女性にもできるとかなんとかいうアレ。
じゃあ今作で女が相棒なのはリブ奨励のためかというとそうではなく
ケイト刑事は記憶力はいいけど現場では素人同然、かなりお荷物キャラです。
後半では調べ物をするために前線から引っ込んでしまうし、ラストは大奮闘するものの
アッサリ殺されてしまいます。
「女性も男性と同じ仕事を」というウーマンリブ運動で多く見られた「女性の背伸び」を
痛烈に皮肉ってる…のかどうかは知りませんがとりあえずウザイと思ってるのが
ひしひし伝わってきて面白いです。
ハリーが犯人を追って二階から柵を飛び越えて車に着地するシーンで
ケイト刑事はわざわざ階段まで回って降りるのは特に象徴的だと思います。
彼女ずっとスカートだし。
しかしハリーの「どうして刑事なんかになったんだ。家庭に入って子供でも育てりゃいいのに」
っていう台詞(うろ覚え)は今じゃ絶対NGだよな…ハリーかわいいね。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
バズーカ:☆☆☆☆☆
よかったら押してね
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました
inserted by FC2 system