逃走迷路

はい
とうそう
逃走迷路(原題:Saboteur)
公開年:1942年
監督:アルフレッド・ヒッチコック
主演:ロバート・カミングス
製作国:アメリカ
時間:109分
配給:ユニバーサルピクチャーズ
ジャンル:アクション、サスペンス
鑑賞日:2014年9月4日


【だいたいのこと】
んわーーーーーーーーー
【かんそー】
ランチで(以下略)シリーズで放送されたヒッチコック作品。
今回の逃走迷路は1942年、つまりバリバリ戦時中に公開されたものであり
事件の発端が軍需工場だったりと内容もいかにもそれっぽい感じ。
破壊工作員の疑いをかけられた青年バリーが身の潔白を証明するため
本当の犯人を捜しアメリカ中を逃げ回るというあらまし。
バリーは道中で様々な境遇の人々に出会い、次第に正義の心に目覚めていく。
おもしろいのは破壊工作をして国家転覆を目論んでいる輩が
ドイツ人とか日本人とかではなく同じアメリカ人ってとこ。
アメリカの富裕層が結成した悪の組織が戦争に乗じて権力を握ろうと…
みたいなおもしろ設定のおかげでそこまで嫌味じゃない雰囲気になってます。
私はどちらかというと民衆を煽りに煽るようなわかりやすいやつが好きですが
たまにはこういうのも悪くないですね。
で、この映画にもヒッチコックが大好きな「んわーーーーーーーー」があります。
touso.jpg
一番有名な「んわーーーーー」はめまいでしょうが、これも当時反響が大きかったそうです。
そりゃ自由の女神像から真っ逆さまに落ちるというとんでもシーンだから
館内は「今のどうやって撮ったん!?」とざわついたに違いありません。
50年後の未来人だけど、私もわからんかったで。
調べたところ、棒の先にサドルをつけたような椅子を作って、それを黒く塗り
役者には座ったま演技してもらったそうです。
背景は合成。
でもそんなことは感じさせない演技と迫力がすばらしいです。
あとこの犯人役の人、結構好みだったんですが今もご健在で99歳だそうで。
オットー・クルーガー(悪の組織のボス役)もかっこよかったなあ。


【評価】
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆
キャラの良さ:☆☆☆
若干の尻切れトンボ:☆☆☆☆☆
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