冬に備えろ!最強映画ランキング2015だったけど2016になりました

あけましておめでとうございます!!!!!!
昨年は大変お世話になりました。見に来てくださった方はありがとうございます。
更新サボり気味のクソ感想クソブログですが今年もなにとぞよろしくお願いいたします。
それで…なんだっけ…
そう!!ランキング記事をやっていたんです!去年!!サボってたらうっかり年が変わってしまいました!!ごめんなさい!!真面目にやります!!前回のランキングはこちら
えーと今回は「勧善懲悪スカッとする映画ベスト3」「この俳優、この監督のベスト」を数人分 の予定でしたね。
では行ってみましょう!!
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この企画は年が変わっても個人的な好みで書かれていますので文句を言われても竹やりで串刺しにして海岸に放置することしかできません。


勧善懲悪スカッとする映画ベスト3
善と悪の対立は人類が地球に誕生して以来ずっと続いている果て無き争いであります。みなさんはただのクズですが、世の中には本当の悪党というものが少なからず存在するわけです。だったら正義のヒーローは居るのでしょうか?そもそも正義とはなんでしょう?そうですね。ムカつく奴をブチ殺してくれたほうが正義です。え?どんな理由であれ殺すのは正義じゃない?寝言はあの世で言え。
第3位 ダーティハリー(1971)
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卑劣な悪党サソリにハリーの44マグナムが唸る
大丈夫です聞こえます。「ハリーが3位は低すぎる」って話ですよね。(?)
『ダーティハリー』はイーストウッドが気軽に犯人を殺しちゃう刑事として主演を張った大ヒットシリーズです。並の人間じゃ扱えないM29/44マグナム、つまりでっかい拳銃を携えて悪党どもを追いかけます。しかも追いかけてる間に殺す決意をするんじゃなくて最初から殺すつもりなのでこちらとしても大変な安心感を持って見れるわけです。
で、つまり最高の映画なんですけど、勧善懲悪スカっとするかというとちょっと疑問なので3位にしました。
ラストがちょっと切ない(まあ結局2が出来るからアレだけど)のでね…詳しくは実際に観てください。
決め台詞が多いのも熱いですよね。私は「よぉく考えろ。今日はツイてるか?」が一番好きです。
第2位 コマンドー(1985)
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もっと他になかったんか?
みなさんコマンドーなんてもう20回は観てるでしょうし、今さらお勧めされても困るかもしれないですが、このランキングでコマンドー入れなかったらおかしいでしょ。
みんな2016年もコマンドー観よう!!定番なので説明は割愛します!!
第1位 地獄のコマンド(1985)
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ただただチャックノリスに殺される世界。
アメリカ全土で同時多発テロを起こし、その混乱に乗じてアメリカを侵攻しようとする共産圏の超巨大テロ組織がただただチャックノリスに殺されていくよ。
これね、落ち着いて聞いてほしいんですが、テロリスト軍団vs一人きりの元CIAなんですね。まあよくある形ですよ。ダイハードだってマクレーン1人だったし、ランボーだってランボー1人だからね。でもね、チャックノリスが彼らとまったく違うのは1ピコも苦戦しないとこなんですよ。
しかも全然まったくアクションしないんです。機敏な動きゼロ。歩くだけで敵が死んでいきます。チャックノリスは銃を持ってのそのそ歩くだけです。敵は死にます。わかりますか?
これが無敵です。
一大テロ組織とか関係ないですよ。連中が攻撃してもノリスにはカスダメしか入りませんから。上のコマンドーのシュワちゃんと比べてみてください。ノリスの涼やかな顔。もう一度言います。無敵です。


勧善懲悪スカッとする映画ベスト3、いかがだったでしょうか?ではお次はこのランキング!
あの俳優この監督特集~人別ランキング~
みなさんは映画を観るとき何を基準に選びますか?ストーリーはネタバレが怖いしポスターはあてにならない…とかなんとかで、結局好きな俳優や監督が決め手になる方が多いはずです。これなら猛烈なゴミを食わされることになっても「ま、まあ(任意の人名)に金払ったと思えば…」と自分を励ましながら床にぶちまけたゲロを拭くことができますよね。というわけでこのランキングは特定の俳優・監督を取り上げて彼らの映画ベスト3を紹介したいと思います。悲しげな笑みを浮かべてゲロを拭く生活にもこれでおさらばだ!
☆ポール・ニューマン ベスト3
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一発目はとりあえず王道にポール・ニューマン。50年代から90年代までヒットを飛ばし続けた世紀の名優です。そんなスゴイ人のベスト3をわざわざこんなクソブログで紹介する必要があるのか?って感じですが、このどんな層が見てるかよくわからないブログだからこそポールニューマンを知るきっかけになれるかもしれないし要するに私がポールニューマン好きなだけです。
第3位 タワーリングインフェルノ(1974)
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ごめん。
3位にこれ入れちゃった。(ごめん)
『タワーリングインフェルノ』は超高層ビルが大火災に見舞われるパニック映画です。ポスターからもわかるようにポールニューマンをはじめスティーブマックィーンなど超オールスター。「なんで出た?」と思われかねないメンツですがパニックものとしてはテンポもいいし結構しっかりしてて面白いです。
それに加えてパニックの舞台が超高層ビルという斬新さもありますし(当時そういうでかいビルが建設ラッシュだったらしい)なにせ上からじゃなく下から大火災が始まりますから、逃げるには上に行くしかなく、かと言って煙と強風でヘリコプターも近づけず、上から脱出するすべもない、というじわじわと追い詰められていく感じが最高にスリルがあります。
有名なエレベーターのシーンはほんとに怖い。
ポールニューマンはビルの設計士役で登場します。消防隊長役のマックィーンとコンビを組んで人命救助に当たるナイスガイです。
第2位 ロイ・ビーン(1972)
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自称・判事の謎の男。
『ロイ・ビーン』はタイトルそのまま主人公ロイ・ビーン役をポールニューマンが務める西部劇です。
ある日小さな町にふらりとやってきたロイ・ビーン。彼は凄腕のガンマンだったが同時にまったく支離滅裂な男であり、いつのまにやら町に住み着いたと思ったらなんと勝手にここの「判事」として仕事を始めてしまう。しかもその仕事と言ったらゴロツキを殺す、生意気な奴を殺す、果てはお気に入りのグラビア写真を傷つけた奴も殺すというイカレっぷり。なんやかんやそんな無法者を超えた無法な判事のおかげで町は以前より活気付くが…というような話。
主人公のロイもさることながら暴力ヒロインやロイにぶっ殺されてくおもしろ悪党たちなど脇役もうるさいくらい輝いています。私はバッド・ボブっていう悪党がめちゃくちゃ好きです。
ポールニューマン出演作品の中じゃあまり注目されませんがおすすめの一本。
まあ賛否両論だけど…
第1位 スティング(1973)
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イカした詐欺師たちの復讐劇。
何を隠そうポールニューマンを取り上げたのはこれをおすすめしたかったからです。ツイッターとかでも再三しゃべってますがほんとにこれ面白いから。みなさんにお願いしてまわりたいほど絶対に観てほしい一本です。
『スティング』は若い駆け出し詐欺師をロバート・レッドフォード、彼を助けてやる大物詐欺師をポール・ニューマンを演じています。若い詐欺師は師匠の詐欺師をギャングに殺され、復讐のために大物詐欺師と手を組むという流れ。彼らに協力する友人たちも詐欺師だしヒロインも詐欺師なので右を向いても左を向いても詐欺師しか居ません。それでいて痛快なのは彼らが一貫して<詐欺>をやり続けること。つまり相手がギャングだからといってドンパチすることもなく、あくまでも手八丁口八丁の様々なイカサマでギャングを追い詰めていくのです。あんまり言うとネタバレになるから言えないけども…。
最初から最後まで見ごたえたっぷりの骨太映画なので是非是非よろしくお願いします。
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以上が私のポールニューマンベスト3です。あの…わかります。西部劇もレッドフォードとのコンビ映画も入れてなんで『明日に向って撃て!』を入れないんだ!って話ですが、あ、あれつまんないじゃん…。
ただ、ポールニューマンといえば明日撃てなのでこれで興味持った方は観て損はないかも…。私は好きじゃないですが…「ポールニューマンって知ってる?この前観たんだ!」「明日に向って撃てでしょ?」「え、それは観てない…」ってなると申し訳ないっていうか…(?)よくわかんないけどそれくらい代表的な作品なので…。もし興味あったらどうぞ…。
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☆ジェームズ・コバーン ベスト3
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目付き鋭い面長の色男、それがジェームズ・コバーン。クールな役もタフな役もこなす実力派俳優であり、マックィーンやブロンソンと肩を並べる大スターです。ただ主な活躍時期が60年代ということもあって昨今じゃあまり注目されてないのがさびしい…というわけで思い切って取り上げてみました。知らなかったあなたもこれで今日からコバニスト!(そんな呼称はない)
第3位 戦争のはらわた(1977)
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ペキンパーの残虐戦争映画。
サム・ペキンパーの『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』で準主役を勤めたコバーンが、今度は主演で出たのがこの『戦争のはらわた』。血みどろサムの異名にふさわしい残虐な描写が光る一方、人間の恐ろしさにも焦点を当て、ただのおもしろスプラッタで終わってないのが素敵です。と、いうかサム・ペキンパーは残虐性が注目されがちですがその中できちんと「男の憂い」のようなものを描写してくれるのであまりバイオレンス=ペキンパーみたいな認識はちょっとファンとしては不満。
それはともかくこの映画でコバーンは最低の上官の下で戦うことになるドイツ軍人を演じています。『戦争のはらわた』はめずらしくドイツ軍視点のWW2映画なのでそういった意味でも新鮮です。個人的にオチが最高に好きなので是非見ていただきたい。もしかしたら連合軍側の戦争映画をどれか見てからのほうが楽しめるかも。
第2位 大脱走(1963)
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スターたちが織り成す痛快脱出劇。
これまた死ぬほど有名な一本。スティーブ・マックィーンが主演の文字通り大脱出な映画。観たことなくても地面を掘ったり監視の目をそらしたり、あの手この手で脱出ルートを確保していく描写はパロディ等で知っている方も多いんじゃないでしょうか。
まあどっから見ても「マックィーンの映画」って印象を受けますが、コバーンも脱出メンバーきっての発明家として活躍する好ポジションでがんばってます。オーストラリア人役なのもかわいいです。
ランキング冒頭で先述したとおりマックィーン、ブロンソン、コバーンは同年代で三者三様に人気のある俳優だったので、『大脱走』はまさに奇跡の共演ということになります。それを抜きにしても大変面白い作品なので是非観てほしいです。
あとさっきニューマンのランキングからずっとマックィーンがチラチラ挟まってくるのほんとごめんなさい。コラ!マックィーン!ハウス!
第1位 荒野の七人(1960)
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マックィーンも居るよ。
マックィーン居るじゃねぇか!!なんなんだよ!!完全に囲まれてるよ!!
『荒野の七人』は『七人の侍』をアメリカ向けにリメイクした作品で、主演はユル・ブリンナー。
でもこれ、マックィーンネタがやりたいとかじゃなくて、ほんとにコバーンはこの映画が一番かっこいいんです。ほんとに!この映画のコバーンの死に様がめちゃくちゃ好きなんです。コバーンはブリットという名の、寡黙だけど仲間思いのナイフ投げの名人を演じています。オリジナルの『七人の侍』では久蔵に相当する役です!だから…えっと…サムライ7ってアニメ知ってますか!?それに金髪で赤いコートのキュウゾウってキャラ居たでしょ!そいつです!そいつがコバーンなんです!あとルパン三世の!次元大介!次元の元ネタがこのコバーンです!ね!かっこいいでしょ!伝わりますか!?(必死)
それで話戻るけどマジで死に様がかっこよくて…でもネタバレになるから言えませんが…私ユルブリンナー主演と言いつつこの映画で最高なのはコバーンとブロンソンの二人だと思います。ブロンソンは平八に相当する役どころです。泣かせます。
マックィーンはなんだっけ。よく覚えてない。五郎兵衛だったかな?
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以上がジェームズ・コバーンのベスト3になります。なんか今更だけど古すぎないかな?普通にミッキーロークベスト3とかにしておけばよかった気も…。
ちなみに『荒野の七人』の吹き替えは主演のユルブリンナーをゴームズの声でおなじみの小林修が担当してましたが、新録・吹き替え版では大塚芳忠になっています。コバーンは次元役でおなじみの小林清志から小山力也になりました。
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☆ブライアン・デ・パルマ ベスト3
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ブライアン・デ・パルマは現在も活躍中の映画監督。ホラーからアクションまで幅広いジャンルでヒットを飛ばすスター監督の一人です。何を隠そうトム・クルーズの『ミッション・インポッシブル』を撮ったのも彼なのだ。微妙だったけど。
第3位 キャリー(1976)
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超能力ホラーの金字塔。
いじめられっこのキャリーがブチギレて超能力でクラスメイトたちを惨殺していく『キャリー』。設定は単純ですが悪魔でも幽霊でもなく「超能力」という点が一風変わっており、そしてそれを「オカルト的」演出とうまく絡めてるのがミソ。どっちかというとキャリー自身より彼女をとりまく環境(とくに母さん)のほうが怖いため、最後の惨劇でいろんなとこにあった恐怖がキャリーへ収束していく感じが気持ちいいです。
しかし怖いのは怖いですが、観てる側からすれば普通にキャリーがかわいそうなので最終的にはみんな死んでスカっとするというか…怖かったのに爽快という不思議な感覚に陥る映画でもあります。私はクライマックスよりその前のなんかじわじわ変な現象が置き始めるところのほうがゾクゾクして好きです。
あ、リメイク版じゃなくこっちのほうを観てくださいね。デパルマのほうです。
第2位 ミッドナイトクロス(1981)
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トラボルタです(トラボルタです)
ハリウッドに舞い降りた麗しの大天使トラボルタ(現在のイメージとは異なります)ですがこの『ミッドナイトクロス』はめずらしく彼が主演で、硬派で、そして面白い!という奇跡のミステリ映画となっております。ありがとうデパルマ!
トラボルタはこの作品で映画の音響係という役です。効果音収集に出かけた彼は偶然ある音を録音し、自身が目撃した謎の自動車事故の真相に迫っていきます。そして事故と関係がある女性を救おうとしますが…。
これもキャリー同様クライマックスまでの描写が丁寧なので絵面が地味でも飽きることはなく、犯人との対決からオチまでもマジで最高です。特にオチ!オチが最高だからちゃんと観て!
キャリーの例のオチもそうだけどデパルマは終わりのワンシーンが好みなパターンが多いですね。それにしたってトラボルタはかわいい。今も応援してるからとりあえずヅラ被ってほしい。生やすのは無理だろうからせめて被って。
第1位 アンタッチャブル(1987)
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アル・カポネを追う特殊捜査班「アンタッチャブル」。
実際に「アンタッチャブル」の一員だったエリオット・ネスの自伝を元にしたその名も『アンタッチャブル』。主人公はケビン・コスナーでサポート役にショーン・コネリー、アル・カポネはロバート・デ・ニーロというとんでもねぇキャストでその上おもしろいという至れり尽くせりな作品です。
実録映画という触れ込みでしたがそこまで現実に忠実ではなく、まあいわゆる「感動の実話」「衝撃の実話」とかの売り文句でやってくる映画と同じくらいかそれよりはちょっと忠実かなってくらいだそうです。でも見ていて気持ちのいいテンポとデ・ニーロのアル・カポネの迫力がすばらしいので「映画」としては最高の部類に入ると思います。
繰り返しになりますが、デ・パルマは「確実に一歩ずつ進んでいく」描写が本当にうまいので全然飽きないどころか目が離せないしお菓子もコーラもなしで観たいんですよ。最悪飲むならお茶か水。あとトイレ行くときは絶対止めたいからDVDがいい。これだけに集中したい。そんな感じです。
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以上がデ・パルマのベスト3になります。どの作品も前にブログで感想を書いた気がするのであまり目新しさはありませんが、並べることで「えっ同じ監督だったんだ!?」となってくれれば幸いです。
あとほんとに3位は『ファントム・オブ・パラダイス』と、2位は『スカーフェイス』と迷いました。それくらい面白いのいっぱい撮ってる監督なんですよ…。みんな観て…。ごめんやっぱファントム~は観なくていいや。
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俳優・監督特集いかがでしたでしょうか?もうちょっとやりたいので続きは次回に持ち越します。
またあわせて「平日昼間にだらだら見られて頭を使わない映画ランキング」もお届けしたいと思います!
サイナラ~!
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