るろうに剣心 伝説の最期編

みてきった
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るろうに剣心 伝説の最期編
公開年:2014年
監督:大友啓史
主演:佐藤健
製作国:日本
時間:135分
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
ジャンル:時代劇、アクション
鑑賞日:2014年9月27日
※現在公開中の映画です。ネタバレに注意。
続きで感想


【だいたいのこと】
るろけn
【かんそー】
尺が足りないでござる
前作の京都大火編が相当に出来がよく軽率に神作認定したのも記憶に新しいですが
続編であるこの伝説の最期編もかなり面白かったです。
殺陣に次ぐ殺陣で中だるみさせないし、きちんと決着をつけて終わってくれました。
志々雄戦のリンチっぷりは散々ツッコミが入ってたけど
4人が同時に戦ってるのはドリームマッチって感じで燃えました。かっこいい。
でも圧倒的に尺が足りないんだよ…
前作の丁寧っぷりに若干不安はあったんですが案の定超駆け足で
志々雄戦になってしまい十本刀改め十本小枝みたいなことに…
まともに出番があったのは宗次郎・安慈・方治くらいです。
宇水は2秒で殺されました。
ほかはろくにカメラに映ることもなくいつのまにか逮捕されてます。
まあ、テレビアニメのほうでも宗次郎戦は3話使ってますが宇水戦は1話ですし
そう考えると順当な出番配分だったような気がします。
ただ、当然そんな扱いなので十本刀の過去話などもほとんど説明されず
宗次郎の葛藤とか安慈の悲しみとかが全く描かれてなかったのは本当に残念です。
けどそこやったらやったで志々雄の尺がなくなるし、やはりあれが最善だったのか…
3部作にしてくれれば絶対描けたんだろうけどなあ、予算がなかったのかなあ。
追億編はやらなくていいから十本刀スピンオフみたいなのでもう一度作ってほしい。
比古清十郎の話しよっか。
みんな大好き比古清十郎。思ったより長く出番があって嬉しかったです。
なにより喋り方がシャア十郎(※アニメ版比古清十郎の意)にめっちゃ似てて
あの虫歯菌みたいな襟つきマントがなくてもちゃんと比古清十郎になるんだなって
とても感動しました。すごくいい!福山素晴らしい!
ちょっと修行のシーン長くね?十本刀に回してくれてもよくね?と思いもしましたが、
喋り方と「バカ弟子」と陶芸家設定と九頭龍閃が全部揃ってたので
全て許したっていうか十本刀?寝てろ!ってくらいよかったです。
いや自信ないけど木の棒で打ち合いしてるときにやったやつ九頭龍閃だよね!?
剣心も蒼紫戦で九頭龍閃っぽいのやってたしきっとそうでござる。
ともかく福山清十郎は素晴らしかった。
九頭龍閃で思い出したけど技で名前が出てくるのは天翔龍閃だけで
ほかは原作知ってる人じゃなきゃ気づかないだろうなっていう入れ方でした。
私は九頭龍閃と龍槌閃と龍翔閃(たぶん)くらいしかわからなかったけど
ほかにも色々やってたのかもしれない。
宗次郎の瞬天殺はなかったと思います。安慈の二重の極みは微妙。
志々雄は技名こそ叫ばないものの焔霊、紅蓮腕、火産霊神全部やりました。
火産霊神にいたっては原作より使ってた。
残念だったのは蒼紫の回天剣舞・六連が見られなかったこと。
っていうかそもそもどういう技かよくわかってないんだけど。
アニメだと小太刀二刀でオシャレに6連撃してるような気がするけど
それっぽい技はなかったような…?あったのかな…?
あとね、個人的にとても感動したのは最後の伊藤と警官たちの敬礼シーンで、
ああやって明治政府が侍と認めて敬意を表してくれたことで
蒼紫は相当救われたんじゃないかなって思いました。
和解して葵屋に戻るだけでも生まれ変わったことを示すには十分だけど
原作と違って翁が死んじゃった分、明治政府(蒼紫からしたら敵)から
敬礼してもらえたのはすごくよかったなって思います…。
あそこ剣心がメインなのはわかってるんだけどなんか…印象深かった…。
なんか話題があっちこっち行ってしまってどうしようもないな。
純粋に映画だけの話をすると、たぶん全然意味わかんないと思う。
それぐらい駆け足でした。みんなTVシリーズのアニメ観よう!な!?


【評価】
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
アニメ見直そう(決意):☆☆☆☆☆
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