風立ちぬ

はい…
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風立ちぬ
公開年:2013年
監督:宮崎駿
主演:庵野秀明(声)
製作国:日本
時間:126分
配給:東宝
ジャンル:ヒューマンドラマ、戦争
鑑賞日:2014年7月29日
続きで感想


【だいたいのこと】
(エンディングまで)耐えねば。
【かんそー】
いやもうクソつまんねぇからよ~
ほんとびっくりしちゃった。なんにもない。無。虚無。
零戦の設計をしたことで有名な堀越二郎をモデルに彼の半生を描いた作品。
戦争・技術職・飛行機というこれでもかっていうくらいわくわくワードがあるのに
本当につまらないから気絶しそう。よくこんなん作ったな。
どこがつまんないかというと全体的につまんないんですけど
一番の原因はまったくなにも起こらないこと。
ただただ二郎のふわふわした日常が描かれてるだけ。
そのわりには急に時間が飛ぶし、登場人物は動かしきれてないし、もはやお手上げ。
関東大震災のシーンの迫力はステキだけどほんの数秒。
ごろうちゃんがやったゲド戦記も相当クソだしクソで有名ですが
あれはまだ世界観が非日常で一応戦闘シーンなど見せ場もあるので
これに比べれば全然マシだなあと思います。
二番目の原因はバカは見るなって感じの話運びだっていうとこ。
もちろんそんなことを思って作られたわけじゃないだろうけど
最低でも堀越二郎、ジョバンニ・カプローニが何をした人なのかなんとなく知っておかないと
全然楽しめないと思います。知ってても楽しめなかったけどな。
っていうか、むしろ実在の人物だから多少「へぇ~」とは思うレベルであり
これがオリジナルだったらもう地獄だったと思います。
私なんて大抵なんの前情報もなしに映画を観るタイプなので
作中で「あれ…カプローニってあのカプローニ…?」みたいに気づけたからよかったものの
本当このへんのこと何も知らない・興味ない人が見たら完全に時間の無駄ですよ。
私も無駄だったけどな!?
そんで、じゃあそんな何も起こらないなら、
さぞ堀越二郎の半生を事実に沿って描いてるんだろうなあと思うでしょ?
別にそうでもないんですわ。
唯一クライマックス的な盛り上がり的なアレである奥さんの死ね。
死んでないから。
あれはオリジナルだし名前も違うというね…なにがしたいんだよ…。
堀辰雄の婚約者がモデルなんだって。
つまり唯一「おっここは盛り上がる場所なんだな」っていうシーンが
事実とはなんの関係もない話だしそう考えると微妙に不謹慎な気さえしてくるという。
あと婚約のシーンで意味深に出てくるカストルプというドイツ人(?)、
重要な役だけどまったく説明がなく、すぐに居なくなってしまうので
きっと実在の人物なんだろうと思ったらオリジナルでした。
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【評価】
おもしろさ:☆
画の綺麗さ:☆☆
テンポの良さ:☆
キャラの良さ:☆
つらい:☆☆☆☆☆
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