ラビリンス/魔王の迷宮

観ました!
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ラビリンス/魔王の迷宮(原題:Labyrinth)
公開年:1986年
監督:ジム・ヘンソン
主演:ジェニファー・コネリー
製作国:アメリカ
時間:101分
配給:トライスター・ピクチャーズ
ジャンル:ファンタジー、アドベンチャー
鑑賞日:2015年5月15日
続きで感想


【だいたいのこと】
とりあえず元のポスターのほうがかっこいい(クリックで拡大)
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【かんそー】
匿名の方から是非感想を書いてほしいと言ってもらった一本。
4月におすすめしてもらったんですが中々見つからずやっと今日観れました。
遅くなってしまい申し訳ありません。
とりあえずおすすめしてくださった方はなにをどうして知ったのかわかりませんが、
よくもまあ私が苦手なファンタジーのジャンルで私のめちゃ好みな一本を出してきたなと…。いや、実際におすすめしてくださった理由は私が好きそうだからじゃなくてその方の思い出の一本だかららしいですが
ホント、なんというか、教えてくださってありがとうございます。
同じラビリンスでもパンなんとかクソラビリンスとは大違いです。
そういうわけで感想長くなります。
あらすじ。
母と死別し、父と継母、そしてその二人の子トビーとうまくやれない日々が続いていた少女サラは、ある日トビーに嫌気が差して愛読書に書いていた「ゴブリンに赤ん坊を渡してしまう呪文」をふと唱えてしまう。すると本当にゴブリンの王ジャレスが出現しトビーを連れ去ってしまう。慌てて取り替えそうとするサラ。ジャレスは「13時間以内に私の城までたどり着けたらトビーを返してやろう」と言う。かくしてサラの冒険は始まったのだった。
おおまかな筋書きは王道のファンタジーアドベンチャーですが、ただの「大好きな弟」ではなく「継母と父の間に出来たあまり好きじゃない弟」を取り返しに行くという設定がサラの中に一本通った正義が見えて好きです。そのために命まで賭ける姿もかっこいい。
んで、さすがジョージルーカスが製作してるだけあってゴブリンの世界に行ったあとのセット、マペットがすごいのなんの。どうやって動かしてるのかまったくわからない。ほんとにそういう生き物が居るみたいに動きます。
道中で仲間になる片目の犬騎士がかなりかわいい。
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この写真じゃよくわからないけど眼帯してます。右の白いのは馬です(馬です)。
口がパクパクするだけじゃなくてちゃんと目も動くし眉間に皺も寄るし本当にすごい。
こういう映画観ると毎回言ってるけどどうやってるの?妖精さんじゃないの?
また、精巧に動くがゆえにトラウマ必至の場面もあります。
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四肢と首が急に千切れ飛ぶいきもの、ファイアギャング。
何故急にこの映画を観てる子どもたちの心を攻撃してきたのか謎です。
愉快な音楽と共に千切れる首!腕!デタラメにくっついてグロテスクな造形にもなるぞ!
まあこいつらには負けるけどこれ以外にもわりと見た目が怖いキャラが出てきます。
オズの魔法使いとかセサミストリートが怖かった人にはおすすめできません。
で、真打、ゴブリン王ジャレス。
またの名をデビッド・ボウイ。
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デビ…ジャレス様はサラが冒険してる間ずっとトビーの面倒を見てます。えらいぞ!
デビッドボウイって私の中ではレッツダンスとかのかっこいいイメージしかなかったので
「なにしてんの?」というのが率直な感想なんですが…なにも言うまい。イケメンは正義。
ボウイはジャレス役をやりつつ劇中の音楽も提供してくれているためファンタジーにありがちなフィヨフィヨした音楽よりギュイーーンみたいなのが多くて新鮮です。(音楽知識ゼロの顔)
一応劇中で歌ったりもしてますが個人的には歌うなら歌う、歌わないなら歌わないってはっきりしてほしかったかも。ミュージカルと言うには曲数が少ないんですよね。
ともかく!ガンガン進むストーリー、見せ場が続く展開、魅力的なキャラクター、凝りに凝ったセット、どれを取っても素晴らしい作品でした。
雰囲気はスーファミのRPGにセサミストリートを足して80年代ロックで割った感じです。
どれか一つでも好きな人には観てもらいたい!特にセサミ好きには観てもらいたい!
人外と少女の組み合わせが好きな人も是非!


【評価】(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
やっぱりCGなんていらなかったんや:☆☆☆☆☆
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