多羅尾伴内

しかしてその実体は!
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多羅尾伴内
公開年:1978年
監督:鈴木則文
主演:小林旭
制作国:日本
時間:104分
配給:東映
ジャンル:ミステリー、アクション
鑑賞日:2016年7月14日
続きで感想


【だいたいのこと】
かつて片岡千恵蔵が演じて大ヒットを記録し、ドル箱シリーズと謳われた『多羅尾伴内』。
これは1978年にリメイクされた小林旭主演のほう。
【かんそー】
お久しぶりです。
また更新をサボってしまいましたのでこれからちくちくやっていければと思います。
今回は『多羅尾伴内』。
なぜオリジナル版じゃなくリメイク版のほうかというとポスターがかっこいいからね。上のやつね。かっこいいよね。
ポスターに一目惚れして探して観たという経緯なので、片岡千恵蔵からの続編なのかどうなのかとかも知らずに観ました。(関係ありませんでした)
多羅尾伴内に聞き覚えがない人も
「あるときは○○、あるときは××、またあるときは△△…しかしてその実体は!」
という口上や<七つの顔の男>というフレーズは知っていると思います。
この多羅尾伴内が元ネタなのです。
さらにちょっとややこしいのですが、多羅尾伴内(私立探偵)も七つの顔の一つであり、彼の本名は藤村大造。
藤村は変装と二丁拳銃の達人であり、詩が上手く正義と愛に生きる紳士です。
ここまで読んでどんなベクトルのミステリ映画かは大体察していただけたと思います。
ということで内容ですが、一言で言うとスプラッタミュージカルミステリーアクション活劇です。どうです?わかりやすいでしょう。スプラッタミュージカルミステリーアクション活劇が好きな方にはばっちりおすすめできますし、ほかのスプラッタミュージカルミステリーアクション活劇と比べてもスプラッタミュージカルミステリーアクション活劇指数は高めのスプラッタミュージカルミステリーアクション活劇です。若干オカルト要素も入ってます。
意味がわからねぇんだよ
脚本はわりとそこまで雑じゃないような気がするけど七つの小林旭が気になってそれどころじゃない。多羅尾伴内以外の小林旭は全部小林旭だし、多羅尾伴内しか変装パターンがない小林旭とも言える。
しかも唐突に八代亜紀やアン・ルイスが歌ってくれたかと思いきや、腰にワイヤーをまかれたアイドルが宙づりになり、そのまま生きたままワイヤーを絞められ真っ二つになるというトンデモグロシーンが挿入されたりする。
あと犯人が殺した人数より小林旭が殺した人数のほうが多い。
ただ、小林旭が教えてくれた大事なことが一つあります。
「変装」と聞いて、我々は周りに溶け込むことに重きを置きがちですよね。
でも、そうじゃないんです。
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大事なのは変装の拳で相手の脳を殴ることだよ。
みなさんも変装して悪と戦うときは参考にしてください!(私はしません)


【評価】
おもしろさ:☆☆
画の綺麗さ:☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆☆
ありがとう小林旭:☆☆☆☆☆
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