上を向いて歩こう

すきやき食いたい
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上を向いて歩こう
公開年:1962年
監督:舛田利雄
主演:坂本九
製作国:日本
時間:91分
配給:日活
ジャンル:青春、ヒューマンドラマ
鑑賞日:2014年9月8日
続きで感想


【だいたいのこと】
坂本九の大ヒット曲『上を向いて歩こう』を元に作られた同題映画。
坂本九自ら主演を張っている。
【かんそー】
少年院ぽいところに居た悪童二人が脱走し、一人は刑事に拾われて更正するが
もう一人はチンピラの兄ちゃんに拾われてしまい…という青春群像劇。
坂本九は河西九という役名で更正する側の坊やとして出演しており、
作中でも九ちゃんと呼ばれています。ヒロインは吉永小百合という豪華さ。
上を向いて歩こうのアレンジがBGMに使われてるのもよかったけど
当時B面に収録されていた『あの娘の名前はなんてんかな』
九が劇中で自ら歌ってくれてたのがかわいかった。
名前を呼ぶときに合いの手が入るアレンジもステキでした。
でもミュージカルっぽいとこはそこと、EDでみんなが歌うとこだけです。
内容は本当に王道青春映画って感じで、やや説教臭い印象を受けました。
上を向いて歩こうという曲にあるしんみりした切なさからは大分遠く
ほぼヤンキーものだったのでびっくりした…。
当時の東京がどういう状態だったかよく知りませんが
あしたのジョーみたいな世界観(雰囲気?)だなって…
(あしたのジョーも最初のほうと力石のとこしかちゃんと読んでないけど)
でもジョーの居るドヤ街ほどは底辺じゃないのかな…よくわからん…
九じゃないほうの子はチンピラに拾われただけあって都会に居ましたね。
で、大事なのはそのチンピラ。
大学に通うために資金を調達するため仕方なくあくどい商売をしている青年で
絶縁状態になってしまっている兄と一緒の大学に通おうと
商売の傍ら必死に勉強し、実際頭もいい、という設定。
しかも縁切りされた原因は家族の誤解で、本人はその誤解を解きたいと思ってる
なんていうエロい魅力的な過去話まである。
それでこの二枚目よ。
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やだーー!!全然ノーチェックだった~!!誰ー!?誰なのー!?
正解は…
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越後製菓!
な~んだ越後侍だったのかあ~!納得~!
全く納得できない。
いや高橋英樹がかっこいいのは異論ないんですけど、
どっちかっていうと威厳のある男前ってイメージだったので
こんなちょっと陰のある優男をやってるとは思わなかった…


【評価】
おもしろさ:☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆
高橋英樹の一本勝ち:☆☆☆☆☆
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