X-MEN:アポカリプス

見てきた!
apo.jpg
X-MEN:アポカリプス(原題:X-Men: Apocalypse)
公開年:2016年
監督:ブライアン・シンガー
主演:ジェームズ・マカヴォイ
制作国:アメリカ
時間:147分
配給:20世紀FOX
ジャンル:アメコミ、SF、アクション
鑑賞日:2016年8月24日
※現在公開中の映画です。ネタバレに注意。
続きで感想


【だいたいのこと】
ウルヴァリンがジジイたちのごたごたに巻き込まれてから数年、エジプトでカリスマミュータントアポカリプスが目を覚まし、自分の部下をスカウトする旅に出ていた。アポカリプスは人生一期一会、一人ひとりの出会いを大切にしてフィーリングが合えばガンガン声をかけていくタイプだったので根暗ミュータントたちはその圧倒的パリピみに浄化されて部下になった。その後エジプトでソウルブチアゲのパーティを開くことになり、アポカリプスははりきったが、途中「30分だけ横になるね」と言ってうっかり爆睡してしまったのでBBQみたくなって死んだ。パリピにふさわしい最期であった。チャールズはパリピの後遺症でハゲた。
【かんそー】
ファーストジェネレーション→フューチャー&パスト→アポカリプスと来たXメン過去編の三作目。全然知らなかったけど元から三部構成で、今回ので最終回らしい。んで次はウルヴァリン回らしい。よくわからん。
フューチャー&パストの感想も書いてます)
とりあえず思ったより面白かったです。スーサイドスクワットに焦点を合わせてるのでこれは別につまんなくてもいいやって思って観たんですがなんのなんの、ギャグも挟みながらちゃんと最終バトルまで盛り上げてく形で安心しました。
途中、ちょっと建物とかがヴァ~~~ってなる引きのシーンが多すぎて眠くなりますが、そこさえ耐えればかなり面白いと思います。
三部作の完結編ということもあって、今までやってきたいろいろな要素を丸く収めるように作ってるのが伝わります。
一番大きなとこはやっぱりプロフェッサーXとマグニートーであり、ミュータントの歩み寄りを代表するプロフェッサーと怒りを代表するマグニートーじゃどうしても対立するわけですが、今回は人間ではなく同じミュータントが敵であるため、その図式が取れて協力し合う展開も違和感なく見れるようになっています。
ラストでマグニートーが完全にプロフェッサー側になるでもなく、「友情は再確認したが、やはり道が違う」っていうのを出してくれたのもよかったです。やっぱりヒーローとヴィランですからねそこは。道が同じだったらヘルメット姿も見れなくなっちゃうしね。
それに追随して上記二人+ビーストとミスティーク、つまりファーストジェネレーション組もミスティークが学園に戻ってくることで全員ハッピーエンド(一時的だとしても)に終わっています。
そしてプロフェッサーが願っていた若いミュータントたちの成長も、サイクロップス・ナイトクローラー・ジーンの3人を象徴にうまくいってることが描かれており、同じようにミュータントたちに一歩踏み出す勇気を持ってほしいという願いも、ストーム・クイックシルバーの学園入学として描かれています。(その一方、サイロックを逃がすことで「まだそこまでいけないミュータントはたくさんいる」ということも表してる気がします。)
つまり基本的にはめっちゃくちゃハッピーエンド映画であると思います。ハッピーエンドっていうか、まあ、伝えたいのは「希望もある!」ってとこだろうからエンドと言ってしまうのは適切かどうかかわからないけど。
ところで江頭2:50と化したウルヴァリンの話しない?
ゲストで登場!と騒がれていたので一体どんな登場をするのかと思いきや発電機の横においてる箱に入っていたウルヴァリン。「箱を開けてウルヴァリンを放てば、周囲の敵を一掃してくれるので後から発生する戦闘をすべてキャンセルできるぞ!」と攻略本に書かれてそうなウルヴァリン。叫んで走り回ってカメラ芸もやってくれる完全にアメトークの江頭2:50なウルヴァリン。スコットにやたらコメントされるウルヴァリン。とりあえず服は着ないウルヴァリン。いろんなウルヴァリンが居るけれど、全部一度に出すのは卑怯でしょ。
そのほか傑作ギャグシーン
・みんなに新しい服を買ってあげるも、サイロックにだけ露骨に性癖が出たアポカリプス
・あわせでロケ地アウシュビッツにやってきたコスプレイヤーのみなさん
・「あんたこれ好きみたいだからねぇ」と磁界にヘルメット作ってくれるアポカリプスおばあちゃん
・「30分だけ寝るね」→「ふあ~よく寝た…」→「ってもう16時やんけ!!!!!」(絶叫)


【評価】(各☆5つで満点)
おもしろさ:☆☆☆☆
画の綺麗さ:☆☆☆☆
テンポの良さ:☆☆☆
キャラの良さ:☆☆☆☆
クイックシルバーほんとに最高:☆☆☆☆☆
よかったらおしてね
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました
inserted by FC2 system